自己紹介と思い・小さな会社の3代目社長が思い立ったこと

2021年6月12日

はじめまして。

このブログをご覧頂き、ありがとうございます。

 

私は、小さな会社の3代目社長です。

先代社長の父がある日突然病に倒れ、翌日から自分が社長になりました。

あれから約20年。世間には「3代目社長が会社を潰す」という言葉があるようですが、元気に会社を続けています。

なんとか4代目社長(息子)の目途も立ち、自分の人生を振り返ることが多くなりました。

 

そんな今日この頃。

20年前の自分に伝えたいこと。

励ましてやりたいこと。

慰めてやりたいこと。

よくやったと褒めてやりたいこと。

それは違うと教えてやりたいこと。

そんな思い・経験を綴ります。

 

・・・正直に言って。

こうした私の思い・経験を伝えたいのは、専務である息子です。

息子と仲が悪いわけではない(と自分では思っている)のですが、直接の口頭では、私が伝えたいことの全てを、しかも詳細に伝えることは難しいと思います。

また、息子側に準備ができていなければ、受け止めることはできないものです。

だから、息子が悩んだ時、私の文章が少しでも彼の判断基準となれればいい、そう思っています。

 

・・・とは言っても。

今、20年前の私と似た境遇に置かれている、小さな会社の3代目社長さん・専務さんへ。

悩むこと、迷う場面は、あなたも息子も同じだと思います。

専務歴約15年・社長歴約20年の私の、そうした思い・経験が、あなたのお役に立ててもらえるなら、こんなに嬉しいことはありません。

 

さて、本来なら、私がどんな経験や実績を上げてきたのかを、明らかにする必要があります。

そうでなければ、あなたは、私の言葉を信用することはできないと思います。

ただ、私は現役の社長で、複数のライバル会社と戦い続けている毎日です。

私が特定され、社長である私の考え方が、ライバル会社に知られることは避けなければなりません。

その為、地域、業種、年商、従業員数などに触れることはできません。

申しわけございませんが、ご了承頂けますようお願いいたします。

 

その分、真剣に、誠実に、本音で、文章を書いていきたいと思っています。

 

社長・専務は、孤独です。

あなたが直面している問題、悩み、苦しみ、辛さを、友人や兄弟や、ましてや従業員さんに打ち明けて相談することはできません。

奥さんとの関係が良好であれば、きっと奥さんだけは、あなたを受けとめてくれるでしょう。

奥さんは、本当に大切です。

それでも、世の中には、家庭が心休まる場所ではないという社長・専務が少なくないことも事実のようです。悲しいことです。

そうした状況が絡み合ったあなたは、20年前の私に似ているのかもしれません。

完全にというわけにはいきませんが、ある程度は、そんなあなたの状況・気持ちを理解し、「大丈夫、だいじょうぶ」と応援させて頂きたいと思います。

 

社長・専務は、人生をかけるに値する素晴らしい仕事・役職です。

あなたの20年後である私は、今、とても幸せです。

会社の財務体質は強く、コロナに負けることはありません。

従業員さんは、私の言うことをきちんと受け止めて働いてくれます。本当にありがたいことです。

お客様も順調に増えています。

辛い事、苦しい事、腹が立った事があると、私は妻に聞いてもらいます。

妻は、私の一番の味方です。

私は妻を心から愛し、感謝しています。

 

お逢いできたのも何かのご縁。これからよろしくお願いいたします。

私も、現役社長として、まだまだ修行中です。

一緒に頑張りましょう。

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