個人の資産運営

本質的価値を正確に推計する、と何故かQYLD/小さな会社の60歳社長の資産運営

米国債券利回りが殆どの年限で上昇し、株価3指数共マイナスで推移。

けれどもVYMの株価は上昇しました。

自分なりに考えた理由は、以下の2つです

  1. グロースからバリューへの移行が進む中で、VYMは大型バリュー株中心の構成だから。
  2. VYMは金融セクターの比率が高く、金利上昇局面では株価を押し上げるから。

投資で確実に成功するには、まず最初に本質的価値を正確に推計することが不可欠だ。

ハワード・マークス氏著「投資で一番大切な20の教え」40p、”3:バリュー投資を行う”より

私はVYMの”購入時点での”本質的価値を、分配金利回りで捉えようとしています。

具体的には「過去平均分配金利回り3.13%=株価$98.91」が、VYMの”購入時点での”本質的価値だと考えています。

・・・”購入時点での”と強調したのは、VYMには購入後の継続的な増配を期待している為です。

現在の株価$114.55=分配金利回り2.70%では、VYMを買うタイミングはまだ先のようです。

 

さて、じりじりと我慢の日が続く中で、ふとQYLDに関する記事に興味を覚えました。

  1. 分配金利回りの平均は約10%。
  2. 基本的に株価は下がり続ける。
  3. たこ足配当、現在もまだ赤字。
  4. 償還リスクあり。
  5. 長期投資には不向き。
  6. ナスダック100の上昇局面でなければコール・オプションの買い手が現れず、指数の下降局面はもちろん、ヨコヨコでも分配金利回りが低下するリスクあり。

VYMとは真逆のETFで、これまでスルーしていました。

ただVYMが買えない状況で、魔が差したと言えばよいのか、分配金利回り約10%が魅力的に感じました。

もう少し勉強を続けます。

 

ポートフォリオ_2022.01.10.

投資予定総額:4,000万円

米ドル:楽天証券$67,859.71(MMF)+SBI証券$71,897.99=$139,757.70
(日本円投資額:1,558万円)

日本円:2,442万円

 

マーケット_2022.01.10.

VYM:$114.55(2.70%)
HDV:$102.83(3.41%)
SPYD:$43.72(3.54%)
QYLD:$21.81(13.07%)

米国債券10年利回り:1.765
米ドル円:115.62円
VIX:18.76
NYダウ:$36,231
NASDAQ:$14,935
S&P500:$4,677
日経平均:28,478円
TOPIX:1,995

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