個人の資産運営

資産運営にあたっての現状確認と目標設定。小さな会社の3代目60歳社長の場合。

2021年7月11日

現状確認

1.小さな会社の60歳の社長で、5年後に息子に社長を譲る予定。

2.現時点で、ある程度まとまった金融資産を持っている。

3.ただし今後、子供2人に対し家の購入費用等として、1人2,000万円、合計4,000万円の支出を見込んでいる。

4.妻も会社の役員。

5.これまでの貯蓄、残り5年間の2人の役員報酬、年金で、現在の生活水準をそれほど落とすことなく、老後を過ごせるだろうとは思う。

6.これからも夫婦2人で、元気な内は、旅行やおいしい料理を楽しみたいと思う。

7.その為に、引退後にも長期的かつ安定的な収入が必要だと思う。

8.現在の金融資産に、株・債券は含まれておらず、100%現金。

9.過去、日経平均が1万円を割り込んだ頃、日本株のアクティブファンドへ毎月10万円の定額積立を開始。合計1,000万円投資した後そのままホールドし続け、2020年3月のコロナショックにて全額解約し、税引後800万円の利益を得た経験あり。

10.尚、その後の株価高騰を受け、全額解約したことを後悔している。

 

景気・投資環境・自分に関する現状認識

1.今後5年間、世界的に長期金利は上昇し、それでも尚インフレになる。

2.今後半年から1年以内に、株価は日本・米国のどちらも、調整(下落)局面に入る。

3.株価回復局面において、日本株価は米国株価ほどの上昇は期待できない。

4.日本国債残高急増による円安の恐れがある。

5.私が今後投資できる期間は、5年間から長くて10年間。

6.私は65歳以降、細かな操作や手続きができない。

7.個別株への投資は、勉強する時間が不足する自分は行うべきではない。

8.ただし、老後の生活に影響を及ぼさない程度の金額であれば、趣味として宝くじを買う感覚で個別株への投資を行ってもよい。

9.不動産・コモディティへの投資は、未経験の上、勉強する時間が全く不足する自分は行うべきではない。

10.長期金利の上昇を想定している為、当面、債券への投資は行わない。

 

目標設定

1.長生きするリスクに備える。

2.将来のインフレ=貨幣価値の下落、円安に備える。

3.生涯ずっと毎年、1年間に税引後120万円の収入を得たい。

 

目標実現の為の行動指針

1.余裕資金を、株に投資する。尚、個別株への投資は趣味分以外は行わない。また、趣味分の個別株投資は70歳までに全て現金化する。

2.インカムゲインを優先する。ただし、キャピタルゲインも判断基準から完全には外さずに、常に両面から株投資を検討する。

3.当面、債券への投資は行わないが市場チェックは継続し、条件が揃えば投資する。

4.円安を想定し、外貨=米ドルでの資産運営を考慮に入れる。

5.株・債券投資、経済、為替、税金に関する勉強を続ける。

6.世界的株価高騰の今、投資を焦らない。しっかりと納得し、その納得した内容を言語化できるまで、投資を行わない。

7.投資を決断したら、5年から10年という短い投資期間を考慮に入れた上で、金額・時間・金融機関を分散しながら実施する。

8.節税の為、一般NISAを利用する。

9.収入の取得方法等投資後の手続きが複雑にならないことも、重要な判断基準。

10.年金はできる限り繰り下げ、取得金額を増やす。

 

ご注意

「個人の資産運営」カテゴリーは、投資等初心者の私が息抜きに、思いついたままを書き連ねるものです。

その内容・考えには、正確性も根拠もありません。

ここで書かれた文章を元に、あなたが資産運営に関する判断をされても、その結果について私は一切責任を負えません。

資産運営に関する判断は、ご自身の責任にてお願いします。

迷走する私の与太話を、気軽に楽しんで頂ければ幸いです。

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