<資産運用方針>
20年間社長業を行ってきた中で、ある程度の貯金ができました。
現在現金100%の為、余裕資金を株式で運用しようと思い、現時点での方針をひとまず明文化しました。
今後、随時修正していきます。
目的
1.65歳の時点で、1年間に税引後120万円の配当収入を、生涯にわたり毎年受け取る仕組みを作る。
2.日本の自然災害・インフレ・円安リスクに備える。
運営方針
<1>インカムゲイン=配当収入のみを目的とする。
キャピタルゲイン=株価の値上がりによる収入は目的にしない。
その為、一旦投資した株やETFは生涯売却しないことを原則とする。
(正確には株=配当金、ETF=分配金だが、便宜上“配当金”に統一する。)
<2>1年間に、楽天証券にて日本株を、SBI証券にて米国ETFを、それぞれ600万円、合計1,200万円投資する。
リスク分散の為、証券会社・銀行と、国内外投資対象を分ける。
また、日本・米国共に現状の株価は過熱傾向にあり、今後調整局面に入る可能性が高いと判断し、資金は一括ではなく、日本株は半年に1度×2回/年、米国ETF は1ヶ月に1度=12回/年、に分けて投入する。
回数の違いは、日本株は100株単位でしか購入できないため。
1年目以降も同様に3年間投資し、総額1,200万円×4年=4,800万円を投資する。
<3>楽天証券において、一般NISA枠120万円/年を活用する。
<4>1年目の投資が完了した時点で、配当金額、配当金の再投資状況、手続きの煩雑さ、為替リスク等を検証する。
検証の結果、運営方針・投資対象が目的に合っているか否かを確認し、2年目以降の方針を再検討する。
この時点で、投資対象が目的に合っていないと判断した場合は、方針<1>の原則に関わらず、売却を検討する。
3年目、4年目も同様に再検討してから、投資を実施する。
<5>4年間に、2020年コロナショック並みの株価暴落=日経平均:1/20直近最高値24,083円→3/19底値16,552円=暴落率31%が起きた場合、又はこれに近い状況が起きた場合、上記原則に関わらず資金の追加投入を行う。
今後、暴落率10%、20%、30%、40%、50%での追加投入金額を、検討・決定する。
*リーマンショック:
2008年9月日経平均:約14,000円→10月後半6,994円=暴落率50%、米ドル円:90円~80円、その後約5年間株価低迷。
<日本株選定理由>
個別企業・景気について、日常的に肌感覚で理解できる。
米国ETFよりも配当利回りが高い。
配当金受け取り時において、円高リスク等為替の影響を受けない。
米国株は、会社からの収入がなくなった以降、確定申告による「外国税額控除」を受けられない為、米国での配当課税10%分受取配当額が減る。
米国株は、加齢により米ドルを日本円に換える手続きを煩雑に感じるようになる。
注意:日本株には、米国ETFのような配当金を受け取れて、かつ十分に企業が分散された上場投資信託がない。その為個別企業株を選定せざるを得ない。
そこで選定基準として、配当利回りだけでなく、長期間にわたり倒産リスクが低い点に重点を置く。
また選定企業数を、管理できる範囲で、できる限り多くする=10社程度、できれば20社程度。
<米国ETF選定理由>
日本の自然災害・インフレ・円安リスクに備える。
日本は今後人口減少・高齢化が進む為、経済成長=株価上昇の可能性は米国の方が高い。
売却は想定していないが、株価上昇は配当利回りが維持された場合、受取配当額の上昇に繋がる。
配当金予測
株価・配当利回りは、日本2021.7.23.時点。
日経平均=27,548円、S&P500=4,367$、米ドル円110.15円
為替リスク等安全値を考慮し、一般NISA枠・配当金の再投資分は考慮しない。
65歳以降の受け取りを想定し、外国税額控除はないものとする。
楽天証券・日本株(例)
銘柄(コード)・1株価格・単元・配当利回り
1.三菱UFJフィナンシャルG (8306)・ 571.0円・100株・4.72%
2.日本たばこ産業 (2914)・ 2,157.5円・100株・6.02%
3.ソフトバンク (9434)・ 1,459.5円・100株・5.89%
4.武田薬品 (4502)・ 3,710円・100株・4.85%
5.三菱商事 (8058)・ 3,021.0円・100株・4.43%
<平均配当利回り=5.182%>
1年間予想配当金=600万円×5.182%×税引後0.8=248,736円
SBI証券・米国ETF
1.バンガード 米国高配当株式(VYM)・ 104.16$・1株・2.806%
2.iシェアーズ コア米国高配当株(HDV) ・96.08$・1株・3.607%
3.SPDR ポートフォリオS&P500高配当株式(SPYD)・39.06$・1株・4.877%
<平均配当利回り=3.763%>
1年間予想配当金=600万円×3.763%×税引後0.72=162,561円
合計
税引後予想配当金合計:411,297円/1,200万円×4=1,645,188円/4,800万円
税引後予想配当金合計利回り=約3.4%
ご注意
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